140126 上高地 ヒッチハイク
140126 上高地 ヒッチハイク
140126 上高地 ヒッチハイク
東京にいると冬はただ寒いだけで情緒もへったくれもないので、冬を体感するために雪山を見に上高地へハイキングに行ってきた。

冬の上高地へは2年ぶり2度目である。
ちなみに夏の上高地へは、10年以上前に上高地起点で奥穂高岳、前穂高岳を縦走したことがある。

今回も前回と同じように沢渡バスターミナルまで車で行く、前回は情報不足により釜トンネル入り口まで9kmの上り坂を2時間掛けて歩いたのだが、帰る時にバスが1時間に1本でているのを知り愕然としたのであった。
 
 さて車は順調に走り午前10時ごろ、起点となる沢渡バスターミナルに着いたのだが天気はあいにくの雨。予報では0-6雨、6-12曇り、12-18晴れだったはずなのだがと思い、昼まで待ってみる事に、もしこのまま降り続けるようだったら山を降りて松本市内にあると言われる「流しそうめんもできるカードショップはま屋」にでもいこうかと思い雨が止むのを待つ。
 
 12時ごろ雨は止んだが、今にも雪を降らせそうなどんよりと重い雲が立ち込めている、それでも行けれるところまで行こうと思い「沢渡」バス停へ。

前回2時間掛けて登った坂道は、バスで15分でした。ヾ(`Д´*)ノムキー

13時30分悲しみを感じつつ「中の湯」バス停へ到着。バス停を降りると目の前に「釜トンネル」と車両通行止めの閉鎖ゲートが、ここからは歩きで到着目標の河童橋を目指します。
(※冬山への入山は自己責任です、さらにこのような遅い時間から山に入るのはお勧めしません)

「釜トンネル」全長1260mの登り勾配11%の電気がついてない真っ暗闇、初っ端から最大の難所を越えていきます。トンネルを抜けてしまえば、河童橋まではアップダウンもゆるい山道で1時間30分ほどの距離となり、周りの雪景色を堪能しながら散策できます。

 そんなこんなで、ときおり雪が舞う中、大正池、上高地帝国ホテルを通り過ぎ上高地インフォメイションセンターに到着。ここから河童橋まではあと400mですが降雪がいよいよ酷くなってきたのと、積雪がいきなり深くなり1歩踏み込むたびに膝まで埋まる始末、ここで無理をして進み無駄に体力を使うのは危険と感じたため、後ろ髪を惹かれる思いでしたが引き返すことにしました。

引き返すと降雪が弱まってきたので、道沿いから少し奥まったところにある洒落た建物を見に近くまで膝までずぶずぶ埋まりながら進み写真撮影をする。雪は小降りで撮影に没頭していたが時計に目をやると、終バスの時間17時15分発まであと1時間30分そろそろ出ないとまずいなと思い機材をカバンに片付け、さていくかという時に今まで建物のバックの雲が晴れ山の稜線が見えているではないか!
 
 終バスに間に合わないと分かっていても、これは撮らずにはいられなかったんだ。
 
結果、入り口の釜トンネルに到着したのは17時23分、遅延してるかもと思い10分待ったが来ない。仕方なくタクシーを呼ぼうと電話するが、
1件目「そこまで行くのに1時間30分はかかるわ(角の立たないお断り)」
2件目 でない
3件目「冬季はそこの地区は営業管轄外ですね、○○タクシーさんなら行くかもしれないよ」→○○タクシー うん、そこ1件目に電話して断られたんだ。

ここから駐車場までは車通りのある山道で下り坂9kmだが、路側帯は雪で埋まり車道を歩かなければならない上に日は沈み気温も一気に下がってきた、刻々と夜の帳がせまっている、かなり危険な状況である。 

はい、詰んだ。これ完全に詰んだわ\(^o^)/

もう残された道はこれしかない電波少年的ヒッチハイク!!
そうヒッチハイクである、もうこれしかない。幸い車はぽつぽつ通る。
 
 ここで過去のヒッチハイク体験を思い返す、
タイで、カワイイ姉妹のスクーターに3ケツで乗せてもらったな。
タイ国境で、警察のピックアップトラックの荷台に乗せてもらったな。
パレスチナで、ラマダン中にもかかわらず水をがぶ飲みしてた若者の車に乗せてもらったな。
レバノンでスクーター2ケツ→ヒズボラに捕まる(あ、これ失敗だったわ)

あぁ、これ余裕で成功するわ(確信)
いざ参る!
    ∩
    ( ⌒)     ∩_ _
   /,. ノ      i .,,E)
  ./ /"      / /"
  ./ / _、_   / ノ’
 / / ,_ノ` )/ /トマッテクダサイ、オネガイシマス(涙目)!!!
(       /  
 ヽ     |
  \    \
   





結果→1台目でスキー帰りのおばさん(女神・八王子在住)が快く乗せてくれました!
なぜ止まってくれたか聞いた所、息子さんが燕岳の山小屋で働いていて、息子さんが「登山者で困ってる人がいたら助けてあげてよ」と言っていたとのこと。

おばさん、息子さんありがとう!感謝してもしきれないです。車中、山話に花が咲き楽しいひとときを過ごすことができました。

今回は反省するところは多々あるが、やっぱり山は最高である。
 
 最後に山の良いところ
・イカサマ師がいない
・イカサマを擁護する奴もいない
・イカサマで腸煮えくり返ることもない
MTGはクソだな(来週のプレリを楽しみに待ちながら)

コメント

ヤン・サツキ
2014年1月28日2:31

高校の時に部活で登りましたわ、さすがに夏だけど
とりま無事でよかったですなー

きたじ
2014年1月28日8:41

MTGにイカサマなんて有るんですか??しかもトラウマっぽいしw
写真素敵ですね!今度他の写真も見せてください。

MAZDA
2014年1月29日19:39

ヤンさん
登ったんですか!
MTGやってる人で登山経験有りは珍しいですね。
今回はちょっと軽率だったので反省しないといけませんわ。

MAZDA
2014年1月29日19:42

きたじさん
サマの話は最近のDN上のトレンドですよ。
写真は一眼担いで行ったんで機会があれば見てください。

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